永遠に続けなんて願わないから
2018年7月9日。
関ジャニ∞の「せめてあと少し」が終わりました。
4月15日からしばらくの間、ジャニーズ界隈は色んなマイナスの話題に事欠かず、すばるの件はなんとなく私のなかでも過去の話題になっていました。
なんだかもしかしてこのままずっと7人でいるんじゃないかって思うくらい、普通に時が経っていって。
でも6月の終わりあたりから急に終わりが見え始め、ヤスのことが発表され、息つく間もなく過ぎ去っていきました。
この間の気持ちの変化はまた後日。
いよいよやってきた最後の時は、関ジャムのセッション。しかも生放送という最高の最後でした。
発表された放送内容は「7人最後の夜に届けたい二曲」ということだったけど、どうせテレ朝だしオモイダマ?関ジャムでやった曲だし今とか?なんて浅はかな思いでいたあの頃の私をビンタしてやりたい。
テレ朝さん本当にありがとうございました。
すばるを含め、彼らが本当に周りのスタッフさん達に愛されて仕事をしてきたことが伝わる放送でした。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
まず過去の放送を振り返るシーン。
(欲をいえばワイプが7つ欲しかったけど)最後の時を惜しみながら楽しむいつもの7人の様子が伺えて、最近の7人の空気感を心配していた気持ちがすーっとなくなりました。
大倉も言ってたけど、この人たちの中になんのギスギスした空気も気持ちもないんだなって。ただただ愛おしい時間でした。
亮担として語るべきはビートルズですかね。
私はビートルズ世代ではないので「ジョンとポール」の関係性はよくわからなかったけど、後日調べたのでまた今度。
さ、セッションです。
本当に何度聴いたことか分からないこの曲を、こんな日にこんな気持ちで聴くことになるとは思いませんでした。
楽しいのに、切ない。
顔は笑って、心が泣いてる。
スカパラさんが盛り上げてくれたから、彼らは最後の無責任をしっかりと楽しく締めることができたと思います。
とても素敵な演奏でした。
二曲目は大阪ロマネスク。
あ、そっちね、って思いました。本気で彼らの選曲なんだなって。これはやばいなって。
すばるの歌い出し、大好きでした。何度も鳥肌が立って、ドキドキして、涙が出たな、と色んなライブのことを思い出しました。
特に十祭のことを。私はエイトの野外ライブは十祭が初めてで、生温い風の感じとか、夕暮れから夜に変わる光景とか、広い場所に響き渡るすばるの声とか、花火の火薬の匂いとか、色濃く印象に残っています。彼らとeighterとの思い出の中に確実に存在する曲ですね。
元々切ないメロディーですが、最後の7人ロマネはもれなく切なかったですね。
時々上を見ながら歌う亮ちゃん。涙を堪えてるなって、でもきっと最後まで耐えるんだろうなって思って、頑張れ頑張れって思ってました。
ロマネにより、がぜん期待の上がった最後の三曲目。曲はLIFEでした。
誰もが納得する選曲でしょう。何を隠そう私のeighterの始まりも、思い返せばこの曲だったから。最後がこの曲だと分かった瞬間にはすでに涙が流れてました。
曲が始まって割とすぐ、亮ちゃんが歌えなくなってしまいました。
すばるの脱退が発表されてから、いつも前を向いて、いつもを笑顔を見せてくれた亮ちゃんの張っていた何かが崩れた瞬間でした。
いつも真ん中で歌ってきた大切な同志が、ずっと昔から憧れ続けた先輩が、永遠を夢見てしまうほど大好きな横顔が、隣からいなくなってしまうことはどれだけ苦しいことでしょう。私たちには計り知ることもできないけれど。その気持ちが最後に露わになってしまったことをかっこ悪いなんて思わないし、私たちが寂しいのと同じように亮ちゃんも寂しさを感じてくれてると思うと、どこか置いてけぼりにされてた感情が救われた気がして安心しました。
あの泣き顔を思い出すだけで、1週間経った今でも胸がぎゅっとなり涙が出てくるけど、一生忘れられないLIFEになりました。
亮ちゃんの涙も、歌えなくなった亮ちゃんの分も必死に歌うヒナも、傷ついた身体で懸命に演奏するヤスも、涙を堪えて微笑むマルも、気持ちがいっぱいで無表情になってるヨコも、一生懸命満面の笑みで演奏しすばるに手を伸ばす大倉も、すばるが最後に叫んだ「eighter!」も、忘れられないし忘れません。
そして番組が終わっていきましたが、私の涙は止まることなく、眠れない夜を過ごしました。
少し眠っては起き、亮ちゃんの涙を思い出してまた泣き、を起きなくてはいけない時間まで繰り返しました。
実はその昔KAT-TUNを追っていた時期があり、この痛みは泣いて泣いて時間が解決してくれるのを待つしかないと知っているので、私は泣きたくなったら泣きます。
亮ちゃんが流せない涙の分まで流しておきます。
永遠に続けなんて願わないから
せめてあと少し もう少しだけ
みんなが祈った時間が終わってしまいました。
まだまだ吹っ切れないけど、7人の関ジャニ∞の素敵な姿を最後の最後ギリギリまで見せてくれてありがとう。
永遠を願うのはやめるけど、いつかの未来を期待してしまうのは、仕方ないよね。