私がeighterになるまで

私が最初に亮ちゃんを知ったのは、まだハイトーンボイスでSecret agent manを歌っていた頃でした。

当時はジャニーズJr.が黄金期と呼ばれた時代で、Jr.の番組も沢山あったし、Jr.だけでMステに出ることもあったし、次から次へと新しく出てくるJr.たちを誰よりも早く見つけて周りの友人より先に「〇〇くん格好いいよね」と言うかみたいな勝負がありました。

私は当時特に誰か好きということもなかったのですが、時代も時代だったので普通にテレビを見てれば有名どころのJr.の顔と名前は嫌でも入ってきて、いわゆるお茶の間ファンとして彼らを見守っていました。

そんな中で今でも印象に残ってるのが錦戸亮ちゃんの可愛さです。

天使のような整ったお顔に、ハイトーンボイス。ブッカブカの衣装を着て、真ん中で歌う亮ちゃん。まさか自分と同世代、まさか年上なんて思えなかったです。(歳がばれる。)

当時のMステをVHSで録画したものをDVDで焼き直しまだ持っているのは、私のなかなかのお宝です。


それからしばらくは亮ちゃんとって関ジャニ∞にとってしんどい時代が続いたのですが、残念ながら私はほとんどその頃の彼らを知りません。

今ほどネットも発達していなくて、関東に住んでる学生の私には、彼らの活躍はまったくと言っていいほど耳に入ってきませんでした。

年上3人も合わせて、関ジャニっていう呼ばれ方はずっとしてたのでそこにエイトが付いたことも特に気にならなかったし、マル・ヤス・大倉・内くんなんて知りませんでした。


次に私が亮ちゃんを見た記憶は、NEWSとしてでした。

あの可愛かった亮ちゃんがいきなり大人になっていて、しかも関ジャニの人たちじゃなくて山Pのグループでデビューっていうのは、当時なかなかの衝撃でした。

そこからまた亮ちゃんは東京のテレビに出始め、NEWSとしての活動も、ドラマに出る姿も普通に見られるようになりました。

てるてる家族で亮ちゃんが空を飛んだ時は、とんでも演出に腹がよじれるほど笑ったのを覚えています。


しかし私がeighterになったのはこの時でもありませんでした。

その後私はKAT-TUNに足を踏み入れました。KAT-TUN関ジャニ∞は度々共演もあったので、その中で関ジャニ∞の他のメンバーや初期の楽曲を覚えていきましたし、同じ番組に出てれば録画していたので、当時の関ジャニ∞の映像も少しは所持しています。

ただその頃はKAT-TUNに夢中でしたので、関ジャニ∞への印象は「楽しそうなグループだなぁ」といった感じで、亮ちゃんもずっと好きではあったけど、一番ではありませんでした。


転機はかなり経った後の2010年でした。

KAT-TUNから赤西仁が脱退し、私はもう追うのを辞めることにしました。

当時私はYou&J(NEWSと関ジャニ∞KAT-TUNの合同ファンクラブ)の会員でしたので、3ユニのどこのファンであろうとどこのコンサートも申し込むことができました。

KAT-TUNを降りる決意をさせられたのは突然のことでしたので、会費を払ったばかりでした。もうジャニーズともお別れだろうと思ってた私は「会費払ったし最後になんかコンサート行っとくか」という軽い気持ちで関ジャニ∞の世界に踏み入れました。NEWSに行く選択肢もあったのですが、意識してエイトを選んだのを覚えています。


色々とポイントはあるのですが、私がエイトを選んだ理由の1つは彼らのバンドスタイル…LIFEという曲がありました。

大阪の歌、情けない男の歌、底抜けに明るくワイワイ歌ってる彼らしか見てこなかった私に、LIFEは初めて「関ジャニ∞ってかっこいい」と思わせてくれました。当時はeighterではなかったのでその裏に並々ならぬ想いがあったことは知らなかったのですが、一般人だった私にも何か感じるものがあったんでしょうね。関ジャニ∞を生で見てみようかという選択をしました。


この後のことはeighterの方々にはわざわざ語る必要ないと思います。パッチなんて素敵に決まってるし、転がるようにエイト沼に堕ちました。


気づけばあれから8年ですか。

長いようであっという間で。


楽しい思い出が沢山できました。

奇跡みたいな瞬間もありました。


私がeighterになった時は関ジャニ∞はすでに7人で、それが崩れるのはとても怖いことです。あの時KAT-TUNを降りた私だからこそ、強く思います。


今の正直な気持ちは、6人になった関ジャニ∞を今まで通り好きでいられるかわからないということです。それはこれから6人の姿を見て自然に決まることで、「好きでいる!」と決意していてもどうにもならないことです。


でも今、これまでで一番亮ちゃんが愛おしいです。彼の想いを受け取って、彼を後押ししたい気持ちでいっぱいです。

4月からずっと前を向いていた亮ちゃんが、涙を零しながら最後の歌を歌った後に、すばるに関ジャニ∞を引っ張る宣言をした。

なんていい男に育ったんだろうね。

こんなん見せつけられてどうしたらいいんだろう。

とりあえず次に会うまで少しでもいい女になれるよう頑張りますか。