亮ちゃんへ

錦戸 亮 様


何から書いていいかわかりません。

あなたのせいで、ここ数日気持ちがぐちゃぐちゃです。考えているとぐるぐるして苦しくて、何もする気が起きないので、この場をお借りして伝えさせてください。


7人を見ていた時間が長過ぎて大切すぎて、去年からずっと私は6人のエイトを見るのが辛かったです。

色んな噂も耳に入ってましたし、いっそのこと亮ちゃんだけを好きなファンになってしまうのもありかと思い、もし6人のエイトが続くとしてもライブに私が参戦するのは今回が最後かもしれないと、そういう覚悟で十五祭に臨みました。

結果的にそれは私にとってだけでなく、みんなにとって最後の関ジャニ∞6人の姿になってしまいましたね。


最後に見た亮ちゃんは、なんだかいつもより遠く見えました。

そんなにファンサはしないと言われている亮ちゃんだけど、いつも会場の上から下まで全部を見ようとしてくれる気持ちは伝わっていました。なのに、なんでか今回はそれがいまいち伝わってこなくて、目の前のアリーナの人に小さく笑顔を見せているような感じでした。

きっと私の心がエイトから離れたせいでそういう受け止め方になったものと思っていたけど、違ってたのかも。

亮ちゃん、見れなかったんじゃないですか?

私たちに隠して色んな想いを抱えたまま、五万人からなんの疑いもなくまっすぐに見つめられるの、辛かったでしょうね。


そんな亮ちゃんの微妙な違和感と、コメントムービーと、最後のお辞儀を見たあとの「15→16 to be continued」

周りの子たちが喜んでいる中、私は全然不安が拭えなかったです。いつもならオーラスで、DVDになります!とかシングル出ます!とか、楽しいお知らせを口で伝えてくれたり、何かを始めてる予告映像を流してくれるのに。背景が真っ黒。どうやら解散はしないみたいだけど、何も次のビジョンが描けてないのかな、って思いました。

でもそれを口に出したら現実になってしまいそうで、笑って飲み込みました。笑って最後のライブを終えられました。

これが亮ちゃんの、6人の、望みだったんですよね?

最後まで私たちを笑顔にさせようとしてくれてありがとう。関ジャニ∞錦戸亮の最後の最後を、エイターの前で見せてくれてありがとう。あなたは最後まで、最高で最強でした。


退所が発表された時、最初の感想は「来ちゃったか」という感じでした。驚きはありませんでした。ショックだったけど事実を受け止めて、あなたと5人の言葉を何度も読み返しました。

らしい、と言えばそれまでだけど、やっぱりお別れの言葉もお別れまでの時間も短すぎます。どうやって気持ちの整理をすればいいか、全然わからないです。それが亮ちゃんの不器用すぎる美学だと、わかってはいるんだけどね。


そんな中で、マルと大倉が代わりに生で言葉を伝えてくれました。どんな報道を見ても心は特に動かなかったのに、メンバー二人の言葉を聞いたら涙が止まりませんでした。

大倉の苦しみは、そのまま亮ちゃんの苦しみだったと私は受け止めました。

そうか、私が6人を見てても楽しめなかったのは、大好きな亮ちゃんが心から笑えていなかったからなんだと気付きました。


亮ちゃん、

今何してますか?

ちゃんとごはん食べてますか?

ちゃんと泣いて、ちゃんと笑えていますか?


私たちファンは、やっぱり亮ちゃんに心から笑っていてほしいです。

1年間、エイトを続けるために無理させてしまったね。亮ちゃんの心は限界だったのに、きっと私たちのために頑張って頑張って頑張って、十五祭を駆け抜けてくれたんですね。ごめんね。ありがとう。

もう私たちのために頑張らなくていいから、ゆっくり休んで、また亮ちゃんの思うかっこよさを追求して、その姿を見せてください。



待ってます。


重くてごめんね。


大好きだよ!!!!